開放感

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最初の本を出版する際のお話をいただいた時、担当者から「たぶん、本になるページ数の三倍は、書かないといけませんよ」
とアドバイスをもらった。

 

私のような、ぺーぺーは、それ以上である(>_<)

 

書く量としては、それほどではないけれど、私は、30回ぐらい、原稿に目を通したと思う。
書いている最中、書き終わって、校正するにあたり、また、レイアウト原稿が上がってきてからも、さらに読み直す。

 

『ここの表現は、これでいいのか?』『この書き方で、読者に誤解を与えないだろうか・・・?』
など、さまざまなことを考えながら、何度も読み直し、考えては書き直し、さらに読み直す。
それを何度も何度も繰り返していたら、正直なところ嫌になってくる。
この作業が、私にとっては、とても辛く、出来ることなら、誰かにやって欲しいと思うのです。
家を建てる時と同様に、誰か、ある程度の選択肢を作ってくれてそれを選ぶだけにして~~~!!
と、心底思うのです。結構、忍耐強い私ですが、こればっかりは、マジでそう思う。

 

でも、誰も、してくれない。というか、自分でしなくてはいけないので、やります!

 

エネルギー消費には、体ではなく、脳を使う方が、エネルギーは消耗するという話も聞きますが、本を執筆している時は、とにかくおなかが減る。
料理を作る暇はないので、ありあわせの惣菜などを、スーパーで買ってきて済ますのですが、所詮、カロリーは高いものとなります。が、

 

それでも、3kgは痩せた。

 

それだけ、ひとつ本を出すというのは、エネルギーがいるもの。

 

本が出版されてしまえば、そこでもう、やりきった感というか、達成感極まりなく、自分の本であれど、本になってから読むことはない。

 

「入稿しました」と連絡をもらった時には、
『もう、この本を読まなくていいんだっ!』『やったー!終わったーー!!』と開放された時の感覚は、集中力や緊張感が、一気にゆるむ。それは、特有の快感でもあるような・・・
本が出版されると、自分ではその本を読まないけれど、私の本を読んでくれた人に対してまた、感慨深いものがある。

 
「天職・適職さがしの心理学」を、シーケン社の谷口さんが主宰する、勉強会に使ってくれた時のこと。、私もその勉強会にお呼ばれしたときに、勉強会に参加してくれた、小山くんが、私の本に・・・
とんでもないぐらいの付箋をつけて、マーカーをして・・・、読み込んでくれていた。
その本を見せてもらった時には、感無量!

 

涙がでるぐらい感動した。
『私の拙い話をこんなにまでして、読み込んでくれる人がいたのかと・・・』

 

自分が書いた本に対して、魂をこめる・・・
とまではいかないけれど、執筆中のプロセスを知っているだけに、自分が書いた本に対しても、人並み以上の想いはある。
また、それを手にとって読んでくれた人に対して、応えたいものを書いていきたいと思っています。