趣味は何ですか?

趣味は何ですか?

趣味は何ですか?
ありきたりな言葉ですが、何かの折、コミュニケーションの一環として聞いたり聞かれたりすることもたまにあると思います。

 

改めて「趣味」と聞かれると、困る人もいるだろうし、たくさんありすぎて、一言では言い表せないという人もいると思います。

 

今の私の場合、「趣味は何ですか?」と聞かれたら、即答で答えると思います。それは・・・
「アゲハチョウの飼育です」

と。一昨年(2016年)に、私の部屋の横にあるベランダに、レモンの木がやってきて。

その次の年(2017年)一匹?のがちゃぴんがいつの間にか居て、レモンの木を丸坊主にしてくれました。

いつの間にか、がちゃぴんが居なくなった・・・と思った一か月後、がちゃぴんが蝶となって還ってきたかのような場面に遭遇し。

そして、今年は、「がちゃぴんがいる夏」とでもいわんばかりに、アゲハチョウの飼育に明け暮れた夏でした。

春先に、1クール目が訪れまして、その時は、がちゃぴん一匹。
2クール目は、10匹程。その時も、いつの間にかがちゃぴん達はいなくなり、無事に巣立って、大空を飛び回っていると信じておりまして。
ここまでは良かった。
蝶も、「自分の古巣に戻る」という帰省本能があるのかして、たまに、ベランダにアゲハチョウが遊びにくる日もあり。
羽が折れて、動けなくなった状態で帰ってくる子もいてました。これは、ちょっと胸が痛かった。
生きてるのに動けない・・・(>_<)『ベランダのコンクリートの上で、そのまま旅立たせるのはあまりにも無念・・・』なので、遊歩道の土のある所に放ってあげましたが・・・

本当に心を痛め悲しかったのが、3クール目。
予想を超えた繁殖に、レモンの葉が追い付かず、数匹は巣立ったと思われるのだけど、後から成長してきた十数匹のガチャピン達に食べる葉がはなく・・・

アゲハチョウは、柑橘系の葉を食べると知り、探すも、夏真っ盛りの頃は、売買の取り扱いもなく、かといって、近所の木を見て、『この木は柑橘系!』とわかる程の知識があるわけでもない・・・。

ベランダを這い回って食べ物を探し回るガチャピン達。。。

つらかった・・・。見てるだけしか出来ない自分が情けなかった・・・。

結局、3クール目は、ベランダに、餌を求めて疲れ果てた、がちゃぴん達の死骸が、そこらじゅうに散乱し。そのお片付けは、と~~~~っても胸が痛く泣きそうになりました。
小さな、本当に小さな命を終わらせてしまったことが、本当に悲しかった。

まさかの4クール目が8月の終わりにやってきました。
レモンの木の葉の成長も不十分なのは、承知の上なのか、卵を産み付けるアゲハチョウも、もうちょっと、考えて欲しい!!!と強く思ったが、自然界のことは、自分でどうにかできるものではなく、かといって、3クール目の辛い思いは2度と味わいたくないので、卵が付いた時点で、まびいていました。
アゲハチョウの卵、結構固いものなのですよ。透明のビーズのように。
卵を間引く作業も、ちょっと、胸が痛みましたが、がちゃぴんになってから間引くよりは、ずっとマシ!
カリカリと卵を葉から引きはがし、10個程度におさめておきました。

また、たまたま生協の「敬老の日」に向けた贈答用のパンフレットを見ていると、

「鑑賞用の金柑の鉢」
がありまして、つかさずGet!!!もちろん、鑑賞するためではありません、私の場合。
ジジババに贈るためのものでもありません。
アゲハチョウの食べ物として・・・3000円は、高いのか安いのかっ?!

いや、お金の問題ではないのです。せっかく生まれたちいさな命を全うさせたいという思いだけ・・・

レモンの木が、丸坊主になった頃、がちゃぴんのお引越しを・・・と思ったけど、さて、どうするか?

がちゃぴんを指で捕まえて(もしくは、箸などで)、金柑の葉に移し替えるとか・・・?
ぜーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーったい、無理っ!できませんっ!
昆虫なども、見るのはいいけど、触るのは、ちょっと・・・・(^^;;ムリ

そして、レモンの木の枝と金柑の葉っぱが重なるようにして、丸一日。

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無事に、がちゃぴん達のお引越しが、終わりましたっ!

やれやれ・・・

後は、秋の冷えに負けず、無事に巣立ってくれれば・・・と祈るばかりです。
この夏は、アゲハチョウの飼育が良い思い出となり、これが趣味の域にまでいきそうな勢いで、来年の夏の為に、いかに、葉を大きくたくさん付けるかに今から意気込んでいます。

もちろん、実をつけるためではなく、がちゃぴん達のために・・・♪

 

がちゃぴん達って、見てて飽きないし、シルエットの美しさに感動します。愛おしい感情すら湧き上がってきます。また、彼らは、凄いのです。

誰から教わったわけではないのに、生きる術を知っている・・・小さい命、生き物なのに、凄いです。

 

日々、成長を眺めているだけですが、言葉では言い表せられないほどの学びがあります。

 

それに比べて、人間という生き物は・・・